
専用のゴミ置き場がある物件
ゴミ置き場は賃貸物件を選ぶ上で重要なポイント
集合住宅の賃貸物件を探している場合、ゴミ置き場の設置場所や広さは重要なチェックポイントです。通常は、近隣住民と共有のゴミ置き場を使用するため、ゴミ出しの曜日や時間などを気にしなければなりません。狭いゴミ置き場では、遅れて出しに行くと既にいっぱいになっていて、出せなくなるケースもあります。また、ゴミ置き場が物件から離れた位置にあると、重いゴミ袋を何個も運ばなければならない際に苦労するでしょう。物件によっては、交代でゴミ置き場の清掃当番を務めるよう町内会から求められることもあります。
これに対して、物件専用のゴミ置き場があると、賃借人だけが使用するので、近所の目を気にせず気軽にゴミを置けます。管理人がいる物件であれば、清掃などの維持管理も任せられ、安心と言えるでしょう。そこで、集合住宅の賃貸物件を選ぶ際には、専用のゴミ置き場があるかどうかのチェックが欠かせません。
ゴミ置き場の種類に気を付けよう
ゴミ置き場と言っても、様々な種類があります。小規模の集合住宅では、単一のボックスが設置されていて、曜日によって入れるゴミの種類を変えるパターンが多いでしょう。こうした専用のゴミ置き場がある物件では、回収日の前日に出しておいても咎められない所が多いため便利だと言えます。大規模マンションとなると、共有スペースに広いゴミ置き場が備えられており、可燃ゴミや不燃ゴミのほか、生ゴミや粗大ゴミなどを分別して置くケースも珍しくありません。
分別を求められる大規模マンション等では、置き場を間違えるとマンション管理人や清掃員に迷惑がかかるので、十分注意しましょう。特に、粗大ゴミは予め行政機関に引き取りを要請し、ゴミに名前を貼っておくなどの手続きを忘れてはいけません。